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やりたいことを見つけたら

    やりたいことを見つけたあと、それが天職かどうか確認をするためにも具体的に行動していかなければなりません。

    この記事ではその具体的な方法を紹介していきます。

    目次

    方法一覧

    自己理解(Why)を進めて、やりたいこと(What)を見つけたら、具体的行動をとって実現に向けて行動(How)を進めていきましょう。下表に5つの方法を示しています。上から3つが代表的な方法で、下の2つが転職や起業に向けての少しブレークダウンした行動になります。

    方法メリットデメリットRemark
    現職の中でやりたいことを探して集中する環境をあまり変えなくていい選択肢が社内に限定されるしがらみがあまり変わらない社内公募などでの異動
    プロジェクトへの立候補
    転職社内よりも選択肢が多いのでやりたいこととFitする職種がある可能性がある
    一旦、リセットできて報酬も交渉次第でUpが見込める
    環境・企業文化が変わるので順応するのにエネルギーがいる転職エージェント
    LinkedIn(リンクトイン)
    起業・フリーランスやりたいことに向かっていく自由度が高く時間的にもフルコミット出来る初期費用の大きいスタートの場合、リスクヘッジが難しい副業・Fireからエントリー
    M&A
    副業から始めるスモールスタートでいろいろ試すことが出来る本業とのバランス取りが難しい
    社則で禁止としている場合がある
    クラウドソーシングなど
    Side FIRE*/Barista FIRE起業のメリットに加えて、ある程度の資産やキャッシュフローを確保しているので、やりたいことに専念できる資産を構築するために時間を要す
    または 資産減少リスクをある程度取りながら資産を構築する必要あり
    株式・債権・不動産投資など
    *Financial Independence, Retire Early : 労働収入に依存しない経済的自立を得て早期に従来の本業を引退した状態

    現職の中でやりたいことを探して集中する

    いま従事している環境の中でやりたいことが見つかることは多いと思います。特にミドルエイジ・アラフィフの方はこれまでの業務を通じた経験、達成感を得たことであったり反省したことが豊富です。その経験から大事なこと、得意なことへ触れる機会があった可能性が高いです。会社員であれば社内公募制度の活用やプロジェクトへの立候補といった方法があります。

    最近では1 on 1 や 1 to 1 といった、常に自身のキャリアを上司と相談する機会を積極的に設定する会社が増えています。そこで忌憚なく相談できる環境を構築しておくのもいいでしょう。

    転職

    やりたいことを見つけたが、現職では機会がないという場合の一つの方法としては転職です。日本では年齢の壁を気にされる人が多いですが、最近のデータでは50代の転職市場も活況で年収増加もけん引しています。現職の継続にこだわる時代ではなくなってきていますね。豊富な経験を活かして、やりがいをもって転職し、結果的に収入が多くなる方がいるというのは励みになります。

    起業・フリーランス

    転職以外の方法としては起業・フリーランスがあります。会社に依存する形態ではないので、自由度が高く憧れる方も多いのではないかと思います。ミドルエイジ・アラフィフにおいては、スタートアップとなるともちろんリスクが高いです。起業というとそのイメージがありますが、現在は起業形態は様々な選択肢が出てきています。高齢化が進んでいる日本社会においては後継者が不足している中小企業もあり、M&Aという選択肢も最近は浸透してきています。後述のスモールスタートの副業から個人事業主やマイクロ法人に発展させるというやり方も一つの選択肢です。

    副業から始める

    最近は副業の選択肢・形態も多様化しています。クラウドソーシングでやりたい仕事とのマッチングをして、キャリアを少しずつ培っていくというようなこともできます。注意点としては会社員の人は社則で禁止されている場合があるので、調べておいたほうがいいです。政府も副業できる環境づくりを積極的におこなっており、厚生労働省から副業・兼業の促進に関するガイドラインを提示しています。さらには2022年6月には厚生労働省は企業に対し、従業員に副業を認める条件などの公表を求める方針を発信している状況です。

    やりたいことを見つけた後の行動なので、苦も無く取り掛かれている可能性が高いですが、留意事項にもあるように、本業に加えての業務になるので健康管理をしっかりしておかないと両立が難しくなります。スモールスタートで試しながら、それを本業にしていくプランを作っていきましょう。

    Side FIRE/Barista FIRE

    FIRE : Financial Independence, Retire Early 労働収入に依存しない経済的自立を得て早期に従来の本業を引退した状態

    近年流行しているFIREですが、キャッシュフローを生む資産を早期に形成してその範囲でリタイア生活を送るという夢のような話ですが、過去の統計データからメソッドも提唱・構築されています。さらに、Retire Earlyと言いつつも、最近ではSide FIREやBarista FIREと呼ばれる派生の考え方が出てきています。

    • Side FIRE : 生活費の一部~ほとんどを不労所得で賄い、残りを事業所得で賄う
    • Barista FIRE : 生活費の一部~ほとんどを不労所得で賄い、残りを雇用者所得で賄う

    やりたいことが見つかり、その実現のための道のりのツール・アプローチとして選択肢にいれておくのもいいかと思います。ミドルエイジ・アラフィフ世代だと、手段と目的を混同せずに上手にこの考え方を利用して自身のやりたいことのサポートに出来るかと思います。余裕資金というものを戦略的に活用し、事業に直接寄与させるのかリスクヘッジ・生活基盤の地固めで資産形成に回すのかの違いです。

    考察

    やりたいことを見つけたら、それに向かって行動したくなると思います。実現に向けていろいろな方法がありますが、既に十数年~四半世紀近くこれまで培ってきたキャリアから更に伸長 していくということであれば課題は少ないですが、職種を切り替え となると躊躇するかと思います。上記で述べた方法をそれぞれ考慮し組み合わせを検討したり、変化する状況によって方法を使い分けていくような戦略が必要になります。

    ミドルエイジ・アラフィフとなると基盤となる生活・家庭の事情により柔軟性にバラつきがあるのと、健康寿命までの時間が少なくなっているので、取るべきリスクも慎重になりがちです。しかしながら、そんな状況においても常に何かしらのアンテナを立てて少しのことでも行動しておくことが大事だと考えます。動かない・変化しない・現状維持 という判断をしている事のほうがリスクです。

    今日誰かが木陰で休むことができるのは、遠い昔、誰かが木を植えてくれたからなのです。
    (ウォーレン・バフェット)

    これは、今与えられている環境は誰かのおかげという感謝を持つ意味と、行動を起こさなければ何時になっても結果は出てこないという意味も込められています。

    このような記事を書いていく行動を起こすことで、一人でも多くやりたいことに没頭できれば幸せに思います。

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